映画について

見た映画の感想を雑に書き綴ります。ネタバレに対する配慮しない。見てねってより自分向け見た人向け やる気がないのでお休みしてます

ゴッホ 最後の手紙

六本木のTOHOで見てきた

 

原題はLoving Vincent、手紙の最後に書く「ヴィンセントより愛を込めて」的な

 

話はゴッホが自殺した後から始まって、懇意にしてた郵便局長が息子アルマンに頼んで、ゴッホが弟のテオに書いた最後の手紙を届けてもらおうするけど、テオもゴッホの死から半年後に死んでいたことがわかる。そしてアルマンはゴッホが死ぬまで暮らしてたオーヴェールに行って、ゴッホの""自殺""の真相を探すって話です

 

ゴッホ本人は回想にしか登場しなくて、ゴーギャンとのことも少し、オーヴェールでどう暮らしてたかも少し。ゴッホという画家がいかにかわいそうだったか、繊細でかわいかったかを描いてると思った。

 

かわいそうな画家はいくらでもいるけど、ゴッホほどにかわいそうな男はなかなかいないと思う。最近やたらと人気で展示や特別番組とか組まれたりしてるけど、本当にかわいそうが目立つ

 

 

ゴッホは好きだし、世界初の前編油絵が動く映画ってことでだいぶ楽しみだった。最初の30分くらいは慣れなかったと思う、映画として認識できないっていうか、ゴッホのあのタッチの絵が本当に動いてるから、どこを見たらいいのかわからないみたいな戸惑いが大きすぎた。アニメーションっちゃアニメーションなのに、普段見てるアニメとは全然違う

 

絵を描いてる人は絶対に見たほうがいいっていうコメントを事前に見たけど、マジでその通りだった。わたしは絵描きませんけど、それでも絵描き目線から見えるすごさ十分に伝わった

 

ゴッホが好きってわけじゃなくても、絵画とかにちょっと興味あったり、いわゆる名画ってやつを教科書とか本とかで見たことある人なら嬉しいシーンがいっぱいあるからぜひ見て欲しいな、と思った。ゴッホの有名な絵に描かれた人物とか風景がいっぱい出てくる

 

この夏にオルセーで見たこの二枚も登場してた、嬉しい

 

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