映画について

見た映画の感想を雑に書き綴ります。ネタバレに対する配慮しない。見てねってより自分向け見た人向け やる気がないのでお休みしてます

バーフバリ

王の凱旋2回目行けたし伝説誕生も見たからやっと書ける

 

本当に最高のエンターテイメントだから全人類に見て欲しい

 

バーフバリ、2作合わせての副タイトル『この血の定め』って感じだし監督絶対ジョジョ好きだからな(推理)

続編だけど別に前のやつ見てなくてもわかるよ!って公式が言ってるし、冒頭であらすじ説明してくれる設計、マジで頭良すぎる、画期的すぎる。とりあえず付いて来い!という気概を感じた、あの瞬間に新参も古参も同じ身分のマヒシュマティ国民になれた

 

王の凱旋から見た人間だから、

過去編と現在編のバランス悪くね?いやでも、これ伝説誕生から繋げて1つの作品として見ればいい感じなの?

と思って、伝説誕生見たらなるほどなってなったけどやっぱり過去編に対する情熱がただならなかった…

わかるよ、みんなアマレンドラ・バーフバリ大好きだもんな

 

アマレンドラ・バーフバリ、神の如く完璧な存在として造られたキャラクターだけど、本当に神様みたいな完璧な存在だったから2回目でなんか感極まったのかなんなのか、なんでもないシーンでただただバーフバリが完璧な存在すぎて涙が出た、一生冷静になれない

 

母を愛する良き息子だし、民に愛され民を愛する良き君主だし、優しくて傲り高ぶらないし、文武両道で常に余裕があって、マジで完璧だよ本当に

 

デーヴァセーナにプロポーズした時に言った

死が2人を分かつまで、わたしはそなたのものだ

的なセリフ、3794356138676点あげたい、最高

じゃあマヒシュマティ行こうか!っつって船に乗り込もうとしたら足場が水の中に落ちたシーン、躊躇いなく船を降りて水の中に入ったバーフバリ

いやもうそれ以上最高なことしないで…って感じだし、好きな女ちょっと揶揄っちゃうのかわいいよ…

デーヴァセーナもやばい女だから売られた喧嘩全部買うし、バーフバリの腕踏んで船に乗ったのマジで本当に最高、神の如く完璧な存在のバーフバリが一緒に生きる女はこれです、大丈夫です、最高です

「女の人をものみたいに扱うのはよくないよ」って言われたのにシヴァガミが「何が悪い」って返した時はハ?ってなりましたけどこれでチャラにしましょう、でも名前ちゃんと書かなかったお前が悪いですからね

 

デーヴァセーナに一目惚れしたあと、心ここに在らずなのに余裕で盗賊倒して、でも盗賊のことなんか全然考えてなくてって場面、人が恋に落ちるまさにその瞬間を見てしまった気恥ずかしさがありましたね

 

そのあと木偶の坊のふりし続けてた間も、この人マジで優しいんだな…って涙を滲ませてしまったし、王子ってば演技派…ていうかカッタッパ何かこういうの慣れてない?昔俳優とかやってた?

 

廊下で共闘するシーン、何もかもが最高だし、デーヴァセーナに三本の矢はこう待つんじゃって教えるとこかっこよすぎるからね…2人が並んで弓を構えた時に、ぅゎポスターのやつだ!って全人類思って感動したでしょ…

 

バーフバリ 王の凱旋、無駄なシーンが1つもなかったし全てが最高におもしろいの連続だったけど、一番好きなシーンはマヘンドラ・バーフバリが矢の雨に突っ込んで、1つも傷を負わなかったところです

これほど如実にバーフバリという名の意義を表した場面があるか?全ての幸運を手中に収めて生まれた側の人間が、運命を凌駕する様を完璧に見せてる

 

普通にじゃんけん小僧思い出したしここで監督とジョジョの繋がりを確信しましたね

 

 王の凱旋から見ちゃったから息子の方に対して、なんか、なんか、いや誰だし?みたいな感じがあって、アマレンドラ・バーフバリという神様の生きていたまさにその時代を経験したマヒシュマティ国民だから、滝の下って育った王子のことをよく知らないしわからないんだよね

 

だからちゃんと伝説誕生見て、マヘンドラ・バーフバリのこともちゃんと知ろうって気持ちもあった

 

マヘンドラ・バーフバリ、結構お父さんと描き方違ったね、神の如く完璧な存在ではなくて、神の子は神じゃなくて人だった感がある

すべての人間が思ったでしょうけど、アヴァンティカにちょっかい出すくだり、ヤンチャが過ぎるよ…笑った顔がかわいいね

 

ただ、アヴァンティカを口説くあのシーン、あまりにもジェンダー論を履修してなくないか?

 

戦士として誇り高く生きている女が実は色気のない自分を嫌っていて、急に出て来た"""運命の男"""に開放してもらって、男受けする綺麗な格好をするようになるって、もうなんか古典すぎて逆に珍しいよね

 

インドはカースト制もあるし正しい知識があるわけじゃないけど男女が平等じゃない社会、というイメージはあったから、

王の凱旋で見たバーフバリの惚れた女に対する謙虚な態度とか、デーヴァセーナの強気とかで、杞憂だったのかなって思ったけど、マジでここのくだりが地雷の域

 

でもそのあとに続くMV最高

バーフバリとアヴァンティカが愛情を育む時間、少なすぎねえか?って最初は思ったけど、あの歌の間に必要なもの全てが詰まってたんだな

 

あと処女喪失のメタファーが最高

赤い花が落ちるって、結構あるあるだけど陳腐さを感じさせない美しい演出だったな…

 

デーヴァセーナの白鳥の船のシーンもそういう意味なのかな、最初は考えなかったけど

 

 

マヘンドラ・バーフバリを知りたくて見た伝説誕生だったけど、カッタッパがほとんど持ってった気がするね

 

オタクはみんなカッタッパ大好きだし、自らの手で神を殺した人間はマジでクソやばいけど、伝説誕生ではその後のカッタッパが観れたから"""味"""がありえん増した

 

初対面でカッタッパに惚れ込んだあのペルシャ?から来た客人に「忠誠を絵に描いたらあなたの姿になる」って言われた時のカッタッパの微妙な顔よ、最高だ… 

 

バラーラデーヴァをマジで命がけで守っちゃうし、その国王に「本当は殺したいだろうになんで守るんだ」って言われちゃうのもすごい、もうなんか、マジでオタクが好きなやつじゃん…

 

 

王の凱旋からデーヴァセーナを知ったけど、その時からこの女マジかみたいなとこあったけど、伝説誕生のデーヴァセーナ、バラーラデーヴァよりやばい悪役って顔してたね

 

25年間憎しみと希望を同時に持ち続けるの、どう考えても正気じゃない

じゃないだろうな…

 

てかあんな広場のど真ん中にそんな枯れ枝落ちてるわけねえだろ…どこから飛んでくるんだよ…気にしないけど…

 

バーフバリ 王の凱旋、1秒も無駄なシーンがなかったけど、バラーラデーヴァが最後にデーヴァセーナに「共に死のう」って言ったのはマジで意味わかんなかった、どういうこと?なんで?

 

バラーラデーヴァも頭よくて治世のセンスがあったからシヴァガミも最後まで迷ったって描き方だったわりに、スパイを捕まえようって時にバーフバリ殺そうとするし、未遂だったけどそんな国益にならないことやっちゃうの?実は頭悪いの?って思っちゃった

 

でも戴冠式のあれは流石にかわそうだよ…国民もっと空気読んだ方がよかったよ…

 

像の竣工式の時にもバーフバリコールが上がる、この人の人生の大事な時には常にバーフバリがいるんだよね…マジでかわいそう…

 

 

 

バーフバリ 王の凱旋、本当に最高の映画だったしエンターテイメントのあり方はこれかって思ったし、観客に細かいこと気にさせない力があったから、あれを見てる間は本当に王の姿だけを思えた

映画館出た後は体調良くなったしいいことが起きたしな、王を称えるしかないんだよ

 

もう円盤出るらしいけど、エンドロールも短いし、何もかもがテンポ良すぎるよね

 

3日くらいかけて書いたわりにマジで1ミリも冷静じゃなかった