映画について

見た映画の感想を雑に書き綴ります。ネタバレに対する配慮しない。見てねってより自分向け見た人向け やる気がないのでお休みしてます

三人の夫

東京国際映画祭コンペティション部門です

https://2018.tiff-jp.net/ja/lineup/film/31CMP14

 

 

香港人監督の作品で第一言語が広東語だったので、字幕が3ヶ国語ついてた

一言で言っちゃうと、性欲が半端ない知的障害者の女がめちゃくちゃセックスする話、だけどおもしろかったです

 

うなぎにコンドーム被せて突っ込むの、よかったですけど、

全体的にシリアスなのかギャグなのか、ていうバランスが悪かった気がする、「え、そこで笑わせるの?」ってなった

もしかしたら、監督の意図じゃなくて会場にいた人間が勝手に笑ってただけかもしれないけど

 

 

 

ただ、見方?を変えると感じ方っていうか評価?が真逆になるから、どうしたらいいんだろう…苦しくなってる

 

主人公の小妹は船の上で売春してて、本人もとんでもない性欲を持て余してるからwin-winの関係に見える。

でも「性欲が強くて頭の悪い女」という表象はどうなんだろうって思っちゃった

本人の意志で欲望を満たしながら生活しているけど、実際小妹のセリフは少ないし果たして本当のところ、なにを考えてるのかわからないんだよね

 

 

そこから逆に、フェミニズム的に見ると、男たちからの視点では理解できない女、男たちでは性的に満足させることのできない女、という神聖なイメージにも思える

映画の中ではメガネが、小妹を伝説の人魚だと思うし

でも、この監督のことはよく知らないけど、絶対的外れな深読みな気がしますね(悪口)

 

 結局障害者の娘に子供まで産ませた父親が普通な顔してるし、やっぱり女という生き物に対するリスペクトを感じられない

 

 

作中での小妹の体、本当に完璧だった

日なんか浴びたことがないみたいに真っ白で、掴めば指が沈むムチムチで最高だった

淫靡と無垢さが両立するキャラクターの体にふさわしいといううか、監督趣味いいじゃん…

でも演出が全体的にこう、もっと若い人が作ってるならまだしも、その年なら恥ずかしいよ…って思っちゃった

 

 

映画祭のHPによれば18kg増量したらしい

上映後に舞台挨拶で壇上に上がった女優さんはめちゃくちゃ痩せてたからびっくり

 

女優による監督との肉体関係匂わせが気持ち悪かったですけど