シェイプオブウォーター
公開日海外にいたから2日に見た
ずっと楽しみにしてたしアカデミー賞発表される前に見ておきたかったから間に合ってうれしいですね
パンズラビリンスで心に傷を負ったからずっと構えながら見てたら結構疲れちゃったんだけど、ギレルモデルトロ監督ちゃんとしたハッピーエンド作れるじゃねえかよ…
ハッピーエンドだったけどちゃんとギレルモデルトロだったし、ハッピーエンドだったのにも関わらずやったぜ!!!みたいな感じではないところも味よね
あと、パンズラビリンスでもそうだったけど、やっぱりこの人、憎むべき悪役の描き方がめちゃくちゃ上手っていうか、わかりやすいよね
悪い人にも家庭があって夢があって頑張ってて、だから憎み切れない、みたいなのがなくて、ヴィランの事情に配慮せずに嫌悪感に苛まれられるから観客として心の置き方が楽
それにしてもサリーホーキンスめちゃくちゃ最高だな…今年の主演女優賞はスリービルボードのフランシスマクドーマンドが取るなって確信してたけど、シェイプオブウォーター見たら揺れてしまった
セリフないのにめちゃくちゃ饒舌で、大人しそうな見た目に反して挑発的な顔いっぱいするから最高
下の映画館を水浸しにした時、ドア開けたジャイルズに見せた顔が本当に最高
サリーホーキンスは最高なんだ
あと、同じ研究施設で働いてるオクタヴィアスペンサーなのにHidden Figuersの時と違いすぎる
別に人外萌えしてるわけじゃないし、マジでずっとビビってたしねこ死ぬし、でも恋愛モノとしてめちゃくちゃ綺麗に描けてたな…音楽も美術も良かったし、超おとぎ話じゃん…おっさんのケツにモザイクかかってるしヒロインが毎日風呂でオナニーするけど超綺麗なおとぎ話じゃん…ギレルモデルトロにしか作れないおとぎ話じゃん〜〜〜〜ねこ死んだけど……
監督が公式で喋ったから美女と野獣がやたらと比較に出されるけど、野獣がイケメンに戻ったからムカつくってのは、性癖の話として終わるべきだと思う
イケメンが「本当の姿」なんだし、見た目で判断しないからイケメンでもベルにとっても問題ないしね
英国アカデミー賞で監督賞もらったしギレルモデルトロが最高なのはもうみんな知ってるけど、クリストファーノーランがいるからオスカーもらえるんですかね〜
ほとんどの作品まだ日本でやってないから推測ですらないけど、作品賞はスリービルボードに行くから監督賞はクリストファーノーランな気がするんだよね〜でもシェイプオブウォーターも1つの作品としてバーンと賞をもらってほしい…ねこ…
グレイテスト・ショーマン
期待しない方がいいと思うよって言われながら期待してたら怪我した…
見て損したとか1400円無駄になったとかは特に思わないけどマジか…って感じですわ
一曲一曲はよかったし、This is me最高だし、ゼンデイヤめっちゃかわいいし、ヒュージャックマンめっちゃかっこいいし、ザックエフロンとバーでのシーンも演出良かったけど、でもマジでなにこの脚本…こんな雑なことある?
主人公に感情移入できなくて、細かいこと気にせず付いて来い!!っていうノリに普通になれなかった
サーカスのみんながどうしてバーナムを好きでいてくれたのか、彼を受け入れてくれるのかもよくわからない
登場人物の行動全てに説得力がない、実在した人物を描いたストーリーなのに一切のリアリティを感じられなくて、キャラクターも展開も、何もかもが"""感動"""のための舞台装置ちに過ぎなかった
歌とショーはよかったからそれぞれの場面で鳥肌立ったりはしたけど、それらも全部勢いで感動とかしなかったしな
「主人公バーナムが名声を追いかけすぎたせいで本当に大切な周りの人を疎かにしてしまった、そこから愛を取り戻す」と、「差別や偏見に対抗する姿勢、のけものたちの友情と絆」とで、テーマがふたつあったと思うけど、脚本が雑だからどっちも中途半端になっちゃって、なにがしたいの?って感じだわ。
アンとフィリップの恋にも重みを感じられなかったし、そこも中途半端にするなら恋愛要素なしにしてレティとか、サーカスの人たちの話をしてくれや…バーナムだって差別偏見と無縁な人間じゃなかったしそこの解決もないまま終わってしまったやん
そもそも尺が足りなかったよね?なんで2時間半とかにしなかったの?予算使い果たしたとか?
それとも本当は長く語るべく立派な人でもなかったけど無理やり映画にしたからこうなったの?(悪意)(イライラしてる)
NO MUSIC NO LIFEで生きてる人間だしミュージカルも大好きだけど、絶対この監督ミュージカル向いてないのでは?セリフと歌のバランスがおかしく感じましたよ…ミュージカル映画見ながら「え、そこで歌う?」って思う日が来るとは思わなかったよね…
めちゃくちゃボロクソ言ってしまったけど、細かい気にせずに楽しめて感動してる人だっているからマジでこの差はなに?楽しめた方が絶対勝ちなので負けて悔しいです…
バーフバリ
王の凱旋2回目行けたし伝説誕生も見たからやっと書ける
本当に最高のエンターテイメントだから全人類に見て欲しい
バーフバリ、2作合わせての副タイトル『この血の定め』って感じだし監督絶対ジョジョ好きだからな(推理)
続編だけど別に前のやつ見てなくてもわかるよ!って公式が言ってるし、冒頭であらすじ説明してくれる設計、マジで頭良すぎる、画期的すぎる。とりあえず付いて来い!という気概を感じた、あの瞬間に新参も古参も同じ身分のマヒシュマティ国民になれた
王の凱旋から見た人間だから、
過去編と現在編のバランス悪くね?いやでも、これ伝説誕生から繋げて1つの作品として見ればいい感じなの?
と思って、伝説誕生見たらなるほどなってなったけどやっぱり過去編に対する情熱がただならなかった…
わかるよ、みんなアマレンドラ・バーフバリ大好きだもんな
アマレンドラ・バーフバリ、神の如く完璧な存在として造られたキャラクターだけど、本当に神様みたいな完璧な存在だったから2回目でなんか感極まったのかなんなのか、なんでもないシーンでただただバーフバリが完璧な存在すぎて涙が出た、一生冷静になれない
母を愛する良き息子だし、民に愛され民を愛する良き君主だし、優しくて傲り高ぶらないし、文武両道で常に余裕があって、マジで完璧だよ本当に
デーヴァセーナにプロポーズした時に言った
死が2人を分かつまで、わたしはそなたのものだ
的なセリフ、3794356138676点あげたい、最高
じゃあマヒシュマティ行こうか!っつって船に乗り込もうとしたら足場が水の中に落ちたシーン、躊躇いなく船を降りて水の中に入ったバーフバリ
いやもうそれ以上最高なことしないで…って感じだし、好きな女ちょっと揶揄っちゃうのかわいいよ…
デーヴァセーナもやばい女だから売られた喧嘩全部買うし、バーフバリの腕踏んで船に乗ったのマジで本当に最高、神の如く完璧な存在のバーフバリが一緒に生きる女はこれです、大丈夫です、最高です
「女の人をものみたいに扱うのはよくないよ」って言われたのにシヴァガミが「何が悪い」って返した時はハ?ってなりましたけどこれでチャラにしましょう、でも名前ちゃんと書かなかったお前が悪いですからね
デーヴァセーナに一目惚れしたあと、心ここに在らずなのに余裕で盗賊倒して、でも盗賊のことなんか全然考えてなくてって場面、人が恋に落ちるまさにその瞬間を見てしまった気恥ずかしさがありましたね
そのあと木偶の坊のふりし続けてた間も、この人マジで優しいんだな…って涙を滲ませてしまったし、王子ってば演技派…ていうかカッタッパ何かこういうの慣れてない?昔俳優とかやってた?
廊下で共闘するシーン、何もかもが最高だし、デーヴァセーナに三本の矢はこう待つんじゃって教えるとこかっこよすぎるからね…2人が並んで弓を構えた時に、ぅゎポスターのやつだ!って全人類思って感動したでしょ…
バーフバリ 王の凱旋、無駄なシーンが1つもなかったし全てが最高におもしろいの連続だったけど、一番好きなシーンはマヘンドラ・バーフバリが矢の雨に突っ込んで、1つも傷を負わなかったところです
これほど如実にバーフバリという名の意義を表した場面があるか?全ての幸運を手中に収めて生まれた側の人間が、運命を凌駕する様を完璧に見せてる
普通にじゃんけん小僧思い出したしここで監督とジョジョの繋がりを確信しましたね
王の凱旋から見ちゃったから息子の方に対して、なんか、なんか、いや誰だし?みたいな感じがあって、アマレンドラ・バーフバリという神様の生きていたまさにその時代を経験したマヒシュマティ国民だから、滝の下って育った王子のことをよく知らないしわからないんだよね
だからちゃんと伝説誕生見て、マヘンドラ・バーフバリのこともちゃんと知ろうって気持ちもあった
マヘンドラ・バーフバリ、結構お父さんと描き方違ったね、神の如く完璧な存在ではなくて、神の子は神じゃなくて人だった感がある
すべての人間が思ったでしょうけど、アヴァンティカにちょっかい出すくだり、ヤンチャが過ぎるよ…笑った顔がかわいいね
ただ、アヴァンティカを口説くあのシーン、あまりにもジェンダー論を履修してなくないか?
戦士として誇り高く生きている女が実は色気のない自分を嫌っていて、急に出て来た"""運命の男"""に開放してもらって、男受けする綺麗な格好をするようになるって、もうなんか古典すぎて逆に珍しいよね
インドはカースト制もあるし正しい知識があるわけじゃないけど男女が平等じゃない社会、というイメージはあったから、
王の凱旋で見たバーフバリの惚れた女に対する謙虚な態度とか、デーヴァセーナの強気とかで、杞憂だったのかなって思ったけど、マジでここのくだりが地雷の域
でもそのあとに続くMV最高
バーフバリとアヴァンティカが愛情を育む時間、少なすぎねえか?って最初は思ったけど、あの歌の間に必要なもの全てが詰まってたんだな
あと処女喪失のメタファーが最高
赤い花が落ちるって、結構あるあるだけど陳腐さを感じさせない美しい演出だったな…
デーヴァセーナの白鳥の船のシーンもそういう意味なのかな、最初は考えなかったけど
マヘンドラ・バーフバリを知りたくて見た伝説誕生だったけど、カッタッパがほとんど持ってった気がするね
オタクはみんなカッタッパ大好きだし、自らの手で神を殺した人間はマジでクソやばいけど、伝説誕生ではその後のカッタッパが観れたから"""味"""がありえん増した
初対面でカッタッパに惚れ込んだあのペルシャ?から来た客人に「忠誠を絵に描いたらあなたの姿になる」って言われた時のカッタッパの微妙な顔よ、最高だ…
バラーラデーヴァをマジで命がけで守っちゃうし、その国王に「本当は殺したいだろうになんで守るんだ」って言われちゃうのもすごい、もうなんか、マジでオタクが好きなやつじゃん…
王の凱旋からデーヴァセーナを知ったけど、その時からこの女マジかみたいなとこあったけど、伝説誕生のデーヴァセーナ、バラーラデーヴァよりやばい悪役って顔してたね
25年間憎しみと希望を同時に持ち続けるの、どう考えても正気じゃない
じゃないだろうな…
てかあんな広場のど真ん中にそんな枯れ枝落ちてるわけねえだろ…どこから飛んでくるんだよ…気にしないけど…
バーフバリ 王の凱旋、1秒も無駄なシーンがなかったけど、バラーラデーヴァが最後にデーヴァセーナに「共に死のう」って言ったのはマジで意味わかんなかった、どういうこと?なんで?
バラーラデーヴァも頭よくて治世のセンスがあったからシヴァガミも最後まで迷ったって描き方だったわりに、スパイを捕まえようって時にバーフバリ殺そうとするし、未遂だったけどそんな国益にならないことやっちゃうの?実は頭悪いの?って思っちゃった
でも戴冠式のあれは流石にかわそうだよ…国民もっと空気読んだ方がよかったよ…
像の竣工式の時にもバーフバリコールが上がる、この人の人生の大事な時には常にバーフバリがいるんだよね…マジでかわいそう…
バーフバリ 王の凱旋、本当に最高の映画だったしエンターテイメントのあり方はこれかって思ったし、観客に細かいこと気にさせない力があったから、あれを見てる間は本当に王の姿だけを思えた
映画館出た後は体調良くなったしいいことが起きたしな、王を称えるしかないんだよ
もう円盤出るらしいけど、エンドロールも短いし、何もかもがテンポ良すぎるよね
3日くらいかけて書いたわりにマジで1ミリも冷静じゃなかった
パンズラビリンス
ずっっっと前から勧められてたんだけど昨日やっと見た、Netflixです
なんの流れでこれを推されたのかあんま覚えてないけど、ミス・ペレグリンのホローのデザインがクソ怖いって話の流れだったかもしれない
パシフィックリム見てない側の人間だけど、シェイプオブウォーターが楽しみすぎて気が狂いそうだった
スペイン語の映画って初めてみた気がする、そう言えばギレルモデルトロ監督はメキシコ人なんだっけ?とか考えてた
パンズラビリンス、あの黄金色のポスターは詐欺ってのは知ってたけど、オフェリアの冒険はその黄金色の国で展開していくものだと思ってたから画面がずっと暗くて意外だった
現実の世界での出来事が彼女のファンタジーにこれほど関わってる話なのも意外だった、監督の特色だったりするのかな、シェイプオブウォーターも戦争後の研究施設が舞台だしこんな感じなのかな、とか催促もしてみた
身寄りのない親子と優しくない継父、幼い女の子が大人の知らないところで冒険をして大人になる、そういうテーマは古典としてあるけど、スペイン内戦の前線で広げられていて、それが話のメインですらあるから、真新しい形のファンタジーだけではない忘れがたい、ひねりのある作品になってると思う
第二次性徴前の女の子が主人公のこういう話に必ず(?)ある、破瓜のメタファーとか初潮のメタファーとかは見つけられなかったんだけど、監督がロリコンじゃなかったからマジでなかったのか、見落としただけなのか
それにしても、オフェリアが死ぬとは思わなかったというか、普通に試練を乗り越えて彼女の帰るべき地下の王国に帰るもんだと思ってたんだけど、最後の最後で全てオフェリアの幻想だったんだ…って気づいてめちゃくちゃしんどくなった
撃たれたオフェリアの血が下に垂れてから父上の声がするシーン、完全にマッチ売りの少女じゃん?大尉がパンを見えなかったシーンまではは「子どもじゃないから」だと思ってたけど、死にかけたオフェリアが王国に迎えられて、美しい母と優しい父が待ってて、自分がつまみ食いしたせいで死んだはずの妖精が生き返ってて、弟を渡さずに自分が犠牲になったことこそが正しい選択だったんだよって褒められた時に
あ、それ全部妄想だったんだ…マジ…?ってなった
メルセデスとかの大人側からしたらオフェリアは内戦と大尉の勇敢な犠牲者に過ぎないけど、彼女にとっては本当に自分は試練を乗り越えて幸せの王国に行けたってことだから、これは報われない話ではないんだよね…
メリバのお手本じゃん…しんどいよ…
オタクみんなパンズラビリンス好きなのはよくわかった、こんなにもしんどいとは誰も教えてくれなかったのはなぜ…?
おもしろかったね…ギレルモ監督頭いいね…
シェイプオブウォーターにめちゃくちゃそわそわしてるけど公開3月なんだよな…それまでにもっとギレルモデルトロ履修しとくわ
沈黙
サイレンス
一年遅れでやっと見ました、3日前です
偶然聖書の授業終わったばっかりでちょうどいいタイミングって感じだったけど、この映画見るのにタイミングとかある?いつ見てもしんどいよ…
「この世は地獄」の証明みたいな話だった
原作を読んだことはないけど、こんなしんどい話書くなよ馬鹿野郎、と遠藤周作を責めてしまった
なんかもう最初20分くらいでつらくて泣きそうになったんだけど、後半に行くに連れてしんどい地獄すぎて、もう内容に頭がついていけないみたいな状態になっちゃって、悲しくて泣くとかじゃなくて、なに言ってる???ってひたすらにドン引きしてた
聖書の内容が何回も出てくるから知っといたほうがわかりやすいし傷が深い
オタクは"""宗教"""が大好きだからおもしろいと思うよ、まじモンの地獄だけど
3日も前だし心の傷が深すぎて書こうと思ったことだいたい忘れてしまってるんだけど見返す元気もないからとりあえず覚えてることを
人物名だるいから全部俳優名前で書きます…
モーセがエジプトでもらった十戒の中に、偶像崇拝をしてはいけないっていう、クリスチャンじゃなくても知ってる有名なやつがあるんだけど、
あなたはいかなる像も造ってはならない。上は天にあり、下は地にあり、また地の下の水の中にある、いかなるものの形も造ってはならない。あなたはそれらに向かってひれ伏したり、それらに使えたりしてはならない。
って出エジプト記の20章に描いてありますね
キリスト教の人これ守ってなくね?って話は置いといて
この像を作るなって話は聖書の中で繰り返し出てくるんだよね、新約にも旧約にも
こんだけしつこく言うってことは、みんなが守れないからってことなんだよね
って、先生が言ってたのを
最初の村で2人の司教が村人に自分のロザリオ見せたら凄い勢いで感激されて拝み倒されるシーンと、五島の島でガーフィールドが数珠を分け与えるシーンで思い出した
人が形のないものを信じ続けるのは難しいんだよね、特に禁教されて隠れて住んでる日本人キリシタンたちにとっては
信仰を心の拠り所にするのはかなり自然なことで、山を動かすほどの信仰はなかったかもしれないけど、命を投げ打てるほどの信仰はあったんだよね
捕らえられて棄教を迫られるガーフィールドにとって、それは死を選ぶよりも不可能なことだったから、日本のキリシタンの代わりに死ぬことを何回も申し出たりする場面があるけど
だからと言って自殺はしないんだよね、宗教上の理由で自殺は許されないから
それに、自分たちが死ねば日本でキリスト教の根が消えてしまう、という事実を認識してて、死なないのも責任をちゃんと待ってる結果だなって思った
日本人として暮らしてるリーアム・ニーソンがガーフィールドにキリシタンについて説教したことはあまり納得できなかったけど、あの人が言ったキリシタンたちは正しいクリスチャンではない、我々の神を信じているわけではないって話はだよなって思った
禁教の中で隠れて生きてるキリシタンたちがちゃんと聖書を読んでるって、思えないんだよな…心の拠り所としての宗教、イエス様はすごく大事にされてるだろうけど、ポルトガルからはるばる宣教師に来た人たちの知ってる神を知ってるわけじゃないだろうなって
だからって、リーアム・ニーソンはそんな理由で自分の神を捨てたわけじゃないけど
結局ガーフィールドも同じ目に合って同じ道を歩むことになるけど、
十字架にかけられる前日、ゲッセマネで祈ったイエスの気持ちをここで初めて本当に理解したって思った直後に、裏切った形のリーアムにおれも同じだったよって言われるシーン、とてつもなくやばい
人間は弱いのに人間の持ち得る信仰は遥かに強いんだな
踏み絵って、みんな中学校くらいから歴史の授業で習ってるし、みんな「死ぬくらいなら踏めばいいじゃん」って思ってたと思うんだよね、わたしも思ってたし、この映画見てても思う
マジで踏めばよくない?聖書にそんなことしちゃいけないって書いてないよ?
素朴な日本人は、イエス様の絵を踏むのはって躊躇ってもおかしくないっていうイデオロギーがあるけど、宣教師の人たちは普通に踏めない?だって聖書に書いてないもん…
クリスチャンじゃないからそう思う
まあ宣教師たちに迫られた踏み絵は棄教するかどうかっていう、状況的に意味深すぎるパフォーマスだったんですけどね…
ガーフィールドが結局棄教を選んで、踏み絵をした時、ずっと見えていたイエスの顔が、スーッと闇の中に消える描写が一番つらくて泣ける
信仰に生きる人間が負けるところって、こんなにも見ててつらいものなんだなって知りましたね
でも、負けても他人の名前をもらって生きてても、心の中にいる神が消えることはなかったっていうオチもめちゃくちゃ力強い、信仰ってやつはマジでやばいんだな…って、ただただその一言だわって映画だった、と言ってもいい
さきに棄教したあのリーアムも、本当は神と共に生きてるってちらっと見せられたしね
この話のタイトルは沈黙だけど
どうしてこんなにも苦しんでるのに沈黙を保ったままなのか、どうして助けてくれないのか、この苦難に意味はあるのか、という神義論を現場からお伝えします、みたいな話だったけど
神は沈黙してないんだよね
ガーフィールドは何回も何回も神の声を聞くんだよね
共にいる、という感覚は常にあったでしょうけど、本当に苦しくてわからない時、イエスは返事してくれてたんだよね
あの何回も裏切っては戻ってきて懺悔する窪塚洋介がマジでわからないんだけど、結局あの信じられなくて哀れで卑怯でかわいそうなキチジローが最後まで、一緒にいてくれたんだよな…マジでこいつよくわからないから2回目見たら考えたい
日本語わからんのに方言で捲したてられて聞き取れなくてがんばるけどやっぱり無理だったから諦めたアダムドライバーめちゃくちゃかわいいですよ…
ゴールデンサークル
まさかこんなんだとは思わないじゃないですか
話が違うじゃないですか、犬は死なない映画だと思ってましたよ
おれはもっと現場でランスロットとしてばりばり働いてるロキシーを見れると思ってたんだよ
本当に色々衝撃すぎて評価とかまだ考がられないけど、とりあえず言いたいこと全部言わせてくれ
とりあえず悪口だらけなのは仕方ないから許して、そういうことでもないから(?)マーリン推しとしては最高だったの
冷静になれないし呟くとネタバレになっちゃうからツイートのような内容になってしまう、おれはうんこです
まず、前作でちょっとしか出番なかったパーシヴァルの出番を期待してたし、新しいアーサーにも心踊ったのに、一瞬にしてマジでキングスマン全滅してんじゃん、なに?
ステイツマンの方々の出番と濃さとかを考慮してた結果としてまあしょうがないかなって感じだけど、そんな大人の事情のためにロキシー殺されたのかよって思うとマジでクソしんどいんだよね
イングランドのテイラーに対して、アメリカの大手酒造さんとか、資産の規模とか、すげえ"""わかる"""って感じのステレオタイプでよかった
メインテーマの麻薬についても、日本人にはわかりづらそうな感覚だと思うけど、アメリカやイギリスでの麻薬の身近さと言うか、ポピュラーさがすごいから、本国の人たちにとってはもっと入りやすい話題だったんだろうな
最近マグニフィセント7見たオタクだから銃回されるとはしゃいちゃう…
ポピーさんマジもんのサイコパスなのかなんなのか、期待してたほど好きになれなかったのが普通に残念。マシューボーンと女の趣味が合わなかったかもしれない
収容された患者たちがみんな檻の中で踊ってるシーン、前作の威武堂々に相当しますね、あれよりもいやらしさがないけど
ハリーが生きてて、眼帯つけてるって情報が去年出た時からオタクたちみんないろいろ考えたり妄想したりしてたけど、まさかの記憶喪失。おうちの蝶の標本たちってそういうことだったのね
マティーニ作るシーンは前作で見せてくれなかったから諦めてたのに、まさかそんな方法でエプロン姿をぶち込んで来るって思わなかったし、労働者階級出身のエグジーのテーブルマナーはハリーのおかげで完璧なんだよ、泣けちまうね
エイジェントとしての記憶がない一般人の顔をしてるコリンファース、あまりにもやばい、やばいよコリンファース
母さんに会いたいとか言われたら泣いてしまうよ
でも記憶を取り戻してからも本調子に戻らない感じが凄まじく無理
ハリーってすごくかっこよくて頭良くて、なんでもできてって人だったのに、怪我して死にかけて、こうなっちゃうのって描写がしんどすぎてしんどすぎて、もうなんていうか地雷の域だった。あんなに大きかった背中が…って感じの無理さ
Manners maketh manで心踊らなかったオタクなんていないし、3秒にみんな「えっ…」ってなったでしょ
復帰したハリーを信じられなくて責めちゃうエグジーを、テーブルマナー教えてくれるハリーを思い出して泣きそうになっちゃうエグジーの後に見せられるの辛すぎるでしょ、無理だよ、マシューボーン鬼か?
ハリーの後遺症についてはなんか全く話片付いてないけど次作まで持ち越しってこと?戦闘での動きはもう完璧になってたけど
酒飲んで泣くマーリンなに?エグジーに泣くのは勝ってからにしろとか説教した後に自分を責めて泣いてんじゃんマジでなに
ネクタイ外しちゃうマーリン見れるって誰が予想した?
マジでおまえ最高だよ
キングスマン ゴールデンサークルで死ぬほど暴れてしまうのはマーリン推しの人間だからだけど
マシューボーンがなんか、マーリンはゲイだよとか言うから次でカレピとか出てくる?!?!??!?って望みのない期待というか妄想をしてたけど、本当にマーリン最高だよ
ジンジャーと現場に出たくない?って会話しちゃうし、出撃するときにアホみたいにクソでかいサバイバルナイフ持っちゃうからこっちも、マジで?とかなったのにさ、あんな、あんなかっけえ死に方すると思わないじゃん
エグジーのお父さんに助けられたの、おまえも気にしてたのかよ、おれたちの旅はずっと前から続いてたけど、とかそんなクソかっけえ先輩みたいなこと言うのかよ
カントリーロード歌いながら敵巻き込んで自爆するとか、もしかしたらシリアスな笑いな作りだったかもしれないけど、オタクはガチ泣きだったんだよ
推しが死ぬのには慣れてないオタクだけど、こんなかっこいい散り方してくれるなら、いいんですよ別に
だからそのあとすぐ始まったハイテク武器見本市について行けなかった。一作目のとんでもなさと結構違くない?だいぶアレじゃなかった?そのビッグウェーブに乗れなかったのが悔しいけどちょっと一歩下がった気分で見てしまった
そんなノリノリに音楽かけても、ドヤ顔でブリーフケース抱えても、こっちは推しが死んだ直後なんだよね…あれマーリンすげえ好きってわけじゃない人からしたらどうなの?余韻足りた?
いや、マジでマーリン生きてたりしない?ハリーだってアメリカ生まれのハイテクで生きてたんだしマーリンも生きてたりしない?地雷って死なないんでしょ?足吹っ飛ぶくらいでしょ?頼むよマジで、マーリンもロキシーもいなくてどうすんの?
王女様大好きだったから次にも出てくれねえかなってずっと思ってたし、無理だろうなって思ってたのにまさかあのまま交際始まっちゃうのかよってめっちゃびっくりした、喜んでしまう…
サヴィルロウに出入りするようになっても、王女と付き合ってて国王と飯食うようになっても、エグジーは昔のポット吸ってるような友達とつるみ続けるの、毛嫌いしてた俗物とは本当に違うって感じでよかったですね…
結局王女様と結婚して王子様になっちゃったけど、エイジェントとしてなるんだろう
でも、でもあの家族友人の席にマーリンとロキシーはいないんだよ…ずっと見てくれたらマーリンはいないんだよ…エグジーの結婚式にマーリンがいないの…無理…めちゃくちゃに泣いてしまった…
最後にサヴィルロウで御用達のタクシーが止まって、ガクッて足が着いた時、マーリンやん!?!?!??と喜んでしまったのにテイタムだったしね…(テイタムは悪くないねん…)
てかテイタムも思ってたより活躍してなかったね、寝てたしね、次だね…
手元にムビチケがあと2枚あるんだけど推しが死んだのがショックすぎて、2回目行きたくないというまさかの事態が起きてる
しんどいしんどいしんどいみたいな展開が多すぎて前作のような心ワクワクドキドキ要素はマジで少ななかったけど、前作からのファンのためのものはたくさんあった
たぶん冷静になったら2回目行きます…とりあえず今はキングスマンゴールデンサークル見てない側の人間に戻りたい
最後のジェダイ
やっっっっと見れた
おもしろかったしかっこよかったし結構泣かされたしおもしろかった…前の席のおじさんがため息ついて、がっかりだ…って言ったのもおもしろかった
展開とかもろもろ、昔からのおじさんには厳しいものがあったかもしれないけど、楽しめたわたしの方が勝ってるからね…カイロレン…
冒頭でポーがイキって、攻撃隊のみんなを犬死させるシーンが、ローグワン後の人間にはマジで辛かった
スターウォーズってすぐ星まるごと吹っ飛ばすし、でけえ戦艦吹っ飛ばすし、今ので何人が…とか考えるとマジでしんどくなりますね
ファーストオーダーの船が次々と高速でやってきて、ブワッ!っつって止まるとこ、アングルがばりかっこよくて本当に最高…ローグワン見たい…
興奮しすぎてもう記憶がなくなってしまったので早く2回目行きたい
カイロレンがあそこでスイッチを押さなかったのにはくぅ〜ん、となってしまったけど、レイアがフォース使って戻ってきたのは流石に笑ってしまいますよ姫…将軍…エンドロールのour princessにも泣かされた…
レイアが倒れた後、代わりに責任者になった紫の人、めちゃくちゃかっこいい…超かっこいい…でももう少しポーに説明してあげてもよかったんじゃないのか?なんでそんなNERVの大人みたいなことしないでよ…
紫の人が自爆したシーンのかっこよさ、今年一番だった気がする、12月も残り5日だからマジですよこれは
彼女が着任した時 May the force be with youじゃなくて、with usって言ったのもよかったですね…ローグワン見たいね…(サビ)
レイアと別れる時に言うこと被ったのも泣けますね…
ていうか、今作って今までで一番"""かっこよさ"""が詰まってた気がする
カイロレンとレイの共闘シーン、最高に燃えましたね、カイロレン、やればできる子ですね、スノーク全然見えてなかったじゃんね
レイが投げたセイバー受け取ったとこクソかっこいいしなんなんだよそのドヤ顔ゎ〜〜><となってしまった、オタクはみんなカイロレンが好き
男と女がいたら絶対恋が始まる、みたいなハリウッドのテンプレってめっちゃ嫌いだけど、でも今回のベンとレイは最高にいい感じだったからそういう展開でも推せるなって確信してたっていうかもうくっついてくれよ帰ろうよ、お母さんが待ってるよ
ベンがカイロレンになったの、どう考えても6割はルークのせいだったし、先生にあんな形で見捨てられたの、かわいそうにもほどがあるけど、それももう責められないね、だって完全に女に振られたので闇堕ちしましたみたいな構造になっちまってますからね
スターウォーズ見る上で、ルークスカイウォーカーをかっこいいと思ったことがない、という致命傷を抱えていたけど、3POにウィンクする若きスカイウォーカーめっちゃかっこよかった…マークハミルそんなやばいポテンシャル秘めてたの?早く言ってよ…
ファルコンの中でR2があのレイアのホログラム出してきたときはマジでおまえずるいだろって感じだしルークも言ってたしオタクもわけわからずに号泣だよ…
でもルークが消えるシーン、わかりづらかっただけなのか頭と察しが悪かったのかわからんけど、あ、これルーク死ぬのかって気づいたのマジで死ぬ3秒前とかだった、なんで夕暮れ見て微笑んでんの?なんのメタファー?って動揺してた、多分頭が悪かったね
フィンが自殺特攻しようとして、ローズに助けられた後言われた
勝つことは敵を憎むことじゃなくて、愛する人を助けること
ってセリフ好きですね〜この2人が頑張った途中で、子供たちの中で種を蒔いたのも、続いていく物語っぽくて好きだし、ジェダイという伝説の形が消えないのもよかった
ここでフィンの目が眩んだのも、新シリーズっぽいなって思う、今までよりずっとずっと""""人間""""の話だなって
てか惑って来る途中、あのコソ泥に見れられた武器商人の情報、帝国にもレジスタンスにも武器売ってて、この世はからくりだらけだってシーン、またローグワンを思い出したね、ローグワン見たいね
あんだけ飛んでった輸送船も残り6?隻になったのバク鬱でしかないし、ファルコン乗ってとりあえずなかった人たちは生き延びたけど助け来なかったしルークは死ぬし、クソみたいな状況でレイアがレイに言った「準備はできてる」みたいなセリフがすげえ力強くて好き
たぶんwe have all we needって言ってた気がする、だから「必要なものは全部ある」ってそのまま訳して欲しかったかも
本当に、おもしろかったんだよね、普通におもしろかった、ってやつかはわからんけど、長さを忘れるくらいめっちゃ楽しめた
2回目、早く2回目行きたい、あとローグワン見たい、正気が保てない
2回目で気づいたけど、ルークがカイロレンと戦うシーン、ルークの足跡とかは一切ないんだね